2017年01月 一覧

めまいで受診した耳鼻科で意外なことが分かりました

私が耳鼻科にかかるようになったのは、ここ10年ほどのことです。
受付事務の仕事をしていたときに、頻繁な電話対応や接客により喉を痛めることが多くなり、喉の炎症から高熱を出したり風邪が悪化することが多くなったからです。

最初は喉の調子が悪いときでも内科にかかっていました。
しかし内科で出される総合感冒薬では治りが悪く、また、喉以外の箇所に薬の作用が出て余計に体調が悪化したときに、喉の不調が主な原因の風邪なら耳鼻科にかかったほうが治りが早いと聞き、近所の耳鼻科に行きました。

喉の調子が悪くなるときは、大体鼻から喉にかけて炎症することが多かった私にとって、耳鼻科はとても頼りになりました。
内科では詳しく鼻の中までは診てもらえず、ほとんど問診だけで薬を出されることが多かったのですが、耳鼻科だと鼻の奥のほうまでじっくり診て治療してもらえました。
鼻の中をしっかり治療してもらうだけで、喉のほうの症状が悪化することが少なくなり、出される薬も鼻と喉に関係するものだけですので他の箇所への作用をあまり心配することなく飲むことができました。

昔は耳鼻科というと中耳炎や外耳炎など、どちらかというと耳に関する症状が出たときに行くイメージが強かったので、鼻や喉の不調があると内科に行っていました。
でも、どんな症状も専門の科にかかるのが一番良いんですよね。鼻と喉だけの症状なら最初から耳鼻科に行ったほうが治りも早く、後々までしつこい風邪の症状に悩まされることがなくなりました。

耳の症状で耳鼻科にかかったこともあります。
夏に全身が怠くなり、夏風邪と夏バテが一緒にきたような症状で、喉の奥から込み上げるような咳も出ていたことから耳鼻科を受診しました。
そのときに、めまいの症状があったので医師にそのことを伝えると、思いがけず聴力の検査をすることになりました。
検査をしてみると、左耳で低音が聴こえずらい状態にあることが分かり、その原因が耳の中の炎症にあることも分かりました。
自分では日常生活の中で、低音が聴こえずらいと感じたことはなかったので驚きましたが、機械で検査をすると確かに低音のときに私の反応が遅かったのです。検査後、医師に数値を見せてもらうと明らかでした。
思ってもいなかった結果にびっくりしましたが、幸いすぐに耳鼻科にかかって薬を飲んだおかげで、不調が治まりました。

でも、私はよくめまいを起こしていたので、このときも咳が出なければいつものことだと諦めて、耳鼻科に行かなかったと思います。
でも、あのとき耳鼻科に行かずに症状を放置していたら、もっと自分でも分かりやすい形で耳が聴こえずらくなっていることを自覚したかもしれません。
それから行ってもすぐに治ったか分からないですよね。
ですから喉や鼻の症状だけではなく、めまいがひどいときに内科に行っても症状が良くならないとき、特に女性は体の変わり目の時期にはめまいが起こりやすく、私のようにいつもの症状だと思っている方も多いかもしれません。

でも思いがけない症状が隠れていることもありますから、いつものことだと過信せずにあまり症状が長引くようであれば、耳鼻科を受診することをお勧めします。