2016年01月15日 一覧

格安レンタルサーバーの性能

レンタルサーバーとは文字通り「レンタルできるサーバー」のことです。
他にもホスティングサーバーやホスティングサービスとも呼ばれています。
当然ですが自分でサーバーを保有しドメインを運用したり、サーバーの管理をすることも可能ですが、サーバーの運用や管理には専門的な知識やコストが掛かるのでレンタルサーバーからレンタルした方が経済的で安全です。
そもそもサーバーは私たちが普段使用しているパソコンと異なり、複数の端末からサーバーへのアクセスがあってもパフォーマンスの低下や故障が起きないように作られているのです。
その為、ハードウェアの構成も少し異なっていてコンピュータの頭脳とも呼べるCPUも一般的なパソコン向けのものではなく、サーバー向けの高性能なCPUが用意されていたり、メモリも長時間の駆動にも耐えられる高品質なサーバー用メモリが搭載されています。
そして、最も重要となるハードディスクに関してもサーバーは2台のハードディスクに同じ内容を記録するミラーリングというバックアップが常に行われていて、不意の故障によるデータの損失を未然に防いでいるのです。
これらのサーバー向けパーツは高価になるので必然的にサーバーの価格も高価になるのです。他にも大きく異なっている点はサーバー向けのOSが搭載されている点です。
パソコン向けOSはユーザーが1人で使用することを前提に設計がされていますが、サーバー向けOSは多人数が同時にアクセスしたりファイルを共有することに特化した設計がされています。
その中でもレンタルサーバーで使用されるサーバーはWebサーバーとも呼ばれ、会社や事業所のような小さなネットワークではなく、インターネットという巨大なネットワーク内でアクセスされるようになっています。
他にもメールサーバーという機能がレンタルサーバーには付与されていることが多く、独自ドメインを使用してWebサーバーでホームページを公開し、メールサーバーでメールが使用出来るようになっています。
またレンタルサーバーには共有サーバーと専用サーバーが存在し、共有サーバーとは1台のサーバーのハードディスクを複数のユーザーで分割して使用していますが、専用サーバーは1台のサーバーを1ユーザーで使用することが可能なのです。
通常はコストの問題もあるので共有サーバーで利用されることが多く、専用サーバーは企業が大規模なホームページを運営する場合などになります。
最近ではWordPressも使える格安なレンタルサーバーも多く出てきており、性能的にも満足できるものも多いですね。