中医学と気功と自然体

わたしは整体のお仕事をしています。
わたしの行う整体は気功整体ではなく解剖学、生理学、運動学などの理論に基づいて身体の正常な機能を取り戻すために行うものです。
しかし、気功という存在を否定しているかというと、そうではありません。むしろ機会があればわたしの施術にも積極的に取り入れていきたいと思っています。「気」とは特別な修業を積んだ人だけが持つパワーではなく、すべての人は全身に気の流れがあり、その気の流れの良し悪しが健康状態や精神状態に影響を与えるそうです。

気功を生業にしている人は、まず自分自身の気の流れをコントロールすることができます。そして、他者の気の流れも感じ取ることができ、手を当てたり手をかざしたりすることによって他者の気の流れを改善することができると言われています。気の流れを良くすることは鍼灸治療の目的の一つでもあります。

気功にも様々な考え方がありますが、その根幹には「中医学」という学問があります。中医学とは要は中国4000年の歴史です。中医学の理論に科学的な裏付けがあるわけではありませんが、4000年にもおよぶ莫大な研究の中で得られた膨大なデータの蓄積によって得られた理論です。
「ここに鍼をうったら身体にこんな変化があった」とか「ここがかたくなっている人はこんな症状がある」とかいう経験を4000年分積み重ねた結果による学問です。あながち科学的な根拠がないから信用できないとも言い切れないでしょう。

話は変わりますが、わたしは整体師として10年働いているうちに施術する際に極力「自然体」でいることが大切であることに気が付きました。自分自身の身体の無駄な力を抜き、お客様の身体の微妙な変化を感じ取りながらお客様に合わせた施術をすることによって最も効果があげられます。

先日いつもどおり「自然体」を心掛けて施術をしていると、あるお客様から「あなたすごく良い気をもっていますね」と言われました。

わたしとしては特別なことをしていたわけではなく、いつもどおり無駄な力を抜き、呼吸と心を落ち着かせて施術をしているだけです。そのお客様は気功に詳しい方だったのですが、そのお客様曰く気功の考え方において「自然体」であることが最も大切なことだそうです。
気功の書籍などもよく読んで知識を増やしたいと考えています。

気の流れを良くするためには、わたしが特に意識せずに行っていた無駄な力を抜いて呼吸と心を落ち着かせることがとても有効だと知り、また一つ賢くなった気がします。

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